疑問の備忘録

日常のふとした疑問や不思議を解明します!

羽のない扇風機って風をどうやって出しているの?

だんだんと夏らしく暑い日が増えてきました

 

そうすると役にたつ家電の一つがありますよね

 

それが扇風機です

 

羽が回ることによって、風を生み出して涼しくしてくれるとても便利な家電ですよね

 

しかし、扇風機といっても扇風機らしくないものがありますよね

 

それが羽のない扇風機

 

有名なものでいうとダイソンさんが発売しているものですね

 

それを見て、誰もが思った疑問があると思います

それが「どうやって風を出しているのか?」

 

今回はその疑問について調べていきます!

 

 

 

羽なしの扇風機の仕組み

 

羽がない扇風機といっても、機能は羽のある扇風機と同じです

つまり、風を生み出す必要があるということです

 

羽ありでは、羽の部分が回ることによって風が出てきます

では、羽がない扇風機ではどうやって風を生み出すのでしょうか?

 

これはモーターと小さな羽によって生み出します

羽がないと言っていますが、実際のところは内部にあって見えないところにあるということですね

 

ダイソンが発売しているものでは、下の部分に羽が隠されています

そのため、下の穴が空いているところから空気を取り入れる構造となっているわけです

 

 

しかし、それだけでは風の力として十分ではありません

そこで、ある原理を用いることで扇風機として実用的なものにしています

 

 

それが、コアンダ効果というものです

 

これは流体力学と呼ばれる分野の用語となります

この用語について説明していきますが

簡略化して説明するためあくまでもイメージとして受け取ってくださいね

 

 

コアンダ効果

 

コアンダ効果というのは、難しい用語を使わないでいうと

流体(この場合は空気)が流れている時に、近くにある壁に沿って流れていくというものです

 

このコアンダ効果によって隙間から出てきた流体が風を起こしています

もうちょっと詳しくいうと、隙間から出た風が円筒内部と外部で圧力差を生み出す

この圧力差によって周りの空気を巻き込み、より強力な風を生み出すことができるというわけですね

 

 

 

以上が、羽なし扇風機の大まかな仕組みについてです

しかし、ここで注意しておいてほしいのがあくまでイメージということです

 

知らない人にとっては難しいものを利用して風を生み出しているので

なんとなく、隙間から風が出ていて圧力の差によって周りの空気を巻き込んでいる

その巻き込まれた空気によって風が強くなっていると解釈しておいてください!

 

 

参考にさせていただいたもの

ja.wikipedia.org

happy-married-life.com