疑問の備忘録

日常のふとした疑問や不思議を解明します!

ペットボトルの底はなぜ形が違う?

普段から使うペットボトルですが、

その形を見てみると様々な形があります

 

炭酸のものや、お茶など入っている飲料によって形が変わってくるのは知っているという人も多いと思います

 

 

しかし、その形が何のためにそう設計されているのかを知っている人は少ないのではないでしょうか?

 

今回はそのペットボトルの形について調べていきたいと思います!

 

 

 

 

飲み口の違い

 

一つ目に飲み口の違いがあります

普段はあまり意識しないかもしれませんが、飲み口は飲料によって変わってきます

 

例えば、炭酸飲料

炭酸飲料では飲み口は透明になっている

しかし、果汁飲料ではその飲み口の部分が白色になっている

 

こんな風に飲み口を変えることによって、どんな飲み物が入っているかわかるようにしているということですね

 

 

形の違い

 

そして、ペットボトルの形

これは飲み物によって大きく異なってきます

 

円柱型のものもあれば、四角柱のものもある

そして、その側面にもなんか凸凹がついている

 

こんな風に形は大きく異なっています

 

まず、円柱型のものは圧力に耐えるために設計されているものです

炭酸飲料では炭酸によって容器内の圧力が上がっていきます

そのときに四角形などでは圧力分布に差が生じてしまう

 

圧力分布を一定にするために形は円柱にしているということですね

 

次に四角形といったもの

この形で特徴的なのは、側面の凸凹ですね

これは減圧吸収パネルと呼ばれるものです

 

工場で飲み物を入れるときに、高温だと体積が大きい

そこから温度を下げていくと体積が減っていく

それに内部の圧力が下がっていく

その圧力が下がっていくのを防止するために設けられたのがこの減圧吸収パネルと呼ばれるものです

 

 

底の形

 

そして、底の形も異なってくる

その中で特徴的なのは炭酸飲料の底ですね

 

炭酸飲料のそこは凸凹になっている

調べてみるとそれは、「ペタロイド」と呼ばれるものです

 

炭酸によって体積が膨張する

そのときに、底が平面だと変形して一部膨らんでしまう

膨らんでしまうことによってペットボトルが立たなくなる

それを防ぐために、足のようなものが付いている

 

また、底の部分を厚くして変形を防ぐといった工夫もされています

 

 

参考にさせていただいたサイト

www.kirin.co.jp

j-sda.or.jp

 

 

疑問

 

ペットボトルの形が違うとは言え、

何となくペットボトルの形には似ている点が多いと感じます

 

例えば、細長い形をしているといったもの

ペットボトルはブロー成形しているから、このような形になると説明されればそれまでなんですが

ペットボトルの形がちょっと違うというのも面白いかなと思います

 

例えば、飲み口の形を変えてみるとか

丸いという飲み口しか見たことないですが、それ以外の飲み口だとどうなるのかな〜ときになるところではありますね