スプレー缶の仕組みってどうなっているの? どうして火気厳禁なの?
普段、スプレーを使っているという人は案外多いのではないでしょうか?
しかし、ボタンを押すとスプレー缶の中身が噴射されるって考えてみると不思議なものです
なので、今回はそのスプレー缶の仕組みについて調べていきました
また、それに伴ってスプレー缶がなぜ使い切ってから処理しないといけないのかという理由についても調べてみました!
スプレー缶の仕組み
スプレー缶というと、上にあるボタンを押すと中身が噴射されますよね
その中身が噴射される仕組みについてみていきましょう!
中身が噴射される理由は、圧力の差です
大気圧とスプレー缶の圧力の差を用いることで中身が噴射されるようになっています
スプレー缶の中には、ガスが入っています
そのガスは主に可燃性のガスが用いられています
そのガスによってスプレー缶内部の圧力が高まっている
その圧力と大気圧に差が生じて中身が外に出るわけです
ここでスプレー缶のボタンは弁の開閉を行います
普通圧力差があったら、中身がどんどん外に出て行ってしまいます
しかし、弁を設けることによってそれを防いでいる
その弁を開けるために、スプレー缶のボタンが存在しているわけですね
以上がスプレー缶の大まかな仕組みでした
霧みたいに噴射されるわけ
スプレー缶の大まかな仕組みについてみていきましたが、それに加えてもう一つ
中身が入っている時には液体だったものが、霧状に噴射されるわけについても調べてみました
こちらは、スプレー缶のノズルの形状と中に入っている噴射剤というものが関係しています
圧力差によって空気中に放出される時に、中身が膨張することによって霧状に噴射されるというものです
スプレー缶の注意点について
スプレー缶の仕組みについて述べていきました
それ加えて疑問をもう一つ
それが「スプレー缶の処理方法」について
スプレー缶というのは処理する時に「中身を出し切るよう」言われています
なぜ、中身を出し切らないといけないのでしょうか?
その理由を調べていきました
結論として、スプレー缶のガスが大きく関わっています
先ほど述べたようにスプレー缶のガスは主に可燃性のガスが用いられています
中身を出し切らないということは、中に可燃性のガスが残っているということになります
そうすると、ゴミ収集車などで火災が起きるという事故にも繋がってきます
これは可燃性のガスが圧縮されることによって、温度が上昇
結果、可燃性のガスが燃えてしまうためです
このため、スプレー缶では中身を出し切って捨てられることが求められているわけですね
参考にさせていただいたサイト