疑問の備忘録

日常のふとした疑問や不思議を解明します!

野球のストレートの伸びって何?

以前、野球の変化球について疑問を述べました

 

変化球の名前がどのように決まるのかについて述べました

その記事についてはこちら

 

www.gimon-biboroku.com

 

 

野球で投げられる球は、変化球以外にもありますよね

それがストレート

 

そのストレートで伸びっていう言葉をよく聞きます

 

「伸びのあるストレート」と言った表現がよくされますが、

その伸びって一体どう言ったものなのでしょうか?

 

今回はこの疑問について調べていきます!

 

 

伸びのあるストレートってどんな球?

 

野球の実況なんかでもよく聞く「伸びのあるストレート」

 

この「伸びのあるストレート」とはどんな球なのでしょうか?

 

伸びのあるというのは浮き上がってくるようなストレートのことです

 

正しくは、落ちないストレートのことですね

 

地球上ではあらゆる物体に重力がかかっているため、物体はどんどん落ちていくはずです

それは軽いものでも重いものでも変わらない

 

野球の球は基本的に同じ重さでつくらている、そして形も同じ

なので、ボールの落ちる量ってのは変わらないはずです

 

しかし、実際の野球では落ちる量が投げる人によって変わってくる

中には、全然球が落ちないストレートを投げる人がいて

その人の投げるストレートを伸びがあるストレートと呼んでいます

 

なので、先ほど言った浮き上がってくるようなストレートというのは

いつもの感覚よりも落ちる量が少ないストレートということになります

 

 

 

なぜ落ちる量が少ないの?

 

野球の球は、基本的に同じ重さ、そして同じ形

 

では、なぜ投げる人によって落ちる量が変わってくるのでしょうか?

 

それに対する答えが「マグヌス効果」と呼ばれるものです

 

あまりなじみのない言葉かもしれません

このマグヌス効果というのは流体力学の用語です

 

マグヌス効果を簡単に説明すると、

物体が空気中を回転しながら進むとき、その物体には揚力が働くというものです

 

 

詳しく説明しようとしても、専門用語をバンバン使わないといけないのでここでは割愛します

 

 

このマグヌス効果によって、球が浮き上がるような力が働く

その力の大きさというのは、球の回転量によって左右される

回転量が多いほど、働く力も大きくなる

 

つまり、回転量の多いストレートほど浮き上がる力が大きくなり

落ちる量が少なくなる

 

これが伸びのあるストレートの正体です!

 

 

参考にさせていただいたサイト

 

mft.jp

ja.wikipedia.org

 

 

疑問

 

調べてみると、伸びのあるストレートって説明が他にもあるみたいですね

球速差があまりないというものですね

 

球速差があまりないというのを回転数によって説明しようとしているものもありましたが、詳細のところはわかりませんでした

 

回転数が上がると球速差が小さく理由について疑問が残るところですね